2014年11月25日火曜日

ウソも方便と言うけれど

昔々、ヨーロッパに半年滞在し、日本に戻る帰り道、韓国に寄った。ひさびさのアジア。アタマの中は「焼肉、白いゴハン、焼肉、白いゴハン...」でいっぱい。

ホテルに到着すると、シャワーもそこそこに、焼肉を求め夜の街へ飛び出した。吟味する余裕はなく、とりあえず裏通りの居酒屋風焼肉屋へ。

好奇心に満ちたサラリーマンの目、目、目。当時の韓国では、女性が一人で飲みに行くなんて、はしたないことだったらしい。

しかし焼肉食べたいという煩悩は、すべてを上回った。

眞露と豚焼肉で幸せに浸っていると、若いサラリーマンに話しかけられた。

日本に留学していた彼、曙橋のとある持ち帰り寿司店でバイトしていたという。一気に親近感が湧き上がり、彼が通訳となって、しばし盛り上がった。隣りには、ほろ酔い気分の彼の上司。

上司に年齢を訊かれたので、5歳ほどサバを読んで答えた。ヨーロッパでは日本人は若く見られるので、すっかり習慣になってたあたし。

「・°°・°°・。ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌」

彼が韓国語で伝えると、気持ちよさそうに酔っ払い、赤い顔をした上司が、ニコニコしながら何か言った。困惑の表情を浮かべる彼。訳そうとしない。

「ねえ、何て言ったの?」

「うーーーん、えーーーっと、あなたは実際には今言った年より5歳位年上に見えるけれど、とても健康そうだって、言ってる」

ヨーロッパではごまかせたが、アジアでは、ほろ酔いのオジサンにニコニコ見抜かれた。

営業しているときも、状況によっては、本当じゃないコトを言うことがある。

ただ、ちゃーんと状況をよく吟味しないと、コケる。ただの胡散臭いヤツになることも。その瞬間の空気、言った後どうなるか、誰も傷つかず、深刻な事態を引き起こすこともない、そんなセンスのあるウソをつきたいもんだにゃ。

全然関係ないけど、実はあたしラッコだったんでしゅ。ピント外れでゴメンなさい。ママに腕を上げるよう言っときます(ミッケ)


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